2010年10月23日

ネルーダと若きリョサ

ラテンアメリカ文学雑記帳――anexo: ■Vargas Llosa y Neruda

晩年のネルーダは、チリの首都サンチアゴから車で二時間ほどのところにある海辺の町イスラ・ネグラで過ごすことが多かったが、太平洋を望む海岸の小高いところに建つ家には、陸に乗り上げた船のおもむきがあったという。そこでときおり宴会が開かれ、美食家のネルーダは、若い作家や芸術家たちに美味な料理とワインをふるまった。ペルーの作家バルガス=リョサも若き日に招かれ、そこここに置かれた蒐集品の数々に感嘆の声をあげたひとりだ。木製の船首像や船の舵(かじ)や羅針盤、色とりどりの瓶や海洋図、マッチ棒でつくった帆船を内蔵したボトルなどなど、「まさしく詩的な空間だった」と述懐している。



若き日のリョサの写真が見られます。

vargallosa-neruda.jpg
posted by ブラックコーヒー at 19:40| 埼玉 ☁| Comment(0) | このブログについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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